アルコール依存症について
大阪府茨木市のみつだクリニックです。
7月に入り、ずいぶんと暑くなってきました。
仕事が終わり、帰宅途中、または帰宅してから「ちょっと一杯ビールでも」となる方も多いかも知れません。
しかし、過度の飲酒は生活リズム・体調の乱れにつながりやすく、注意が必要です。
アルコール依存症の予防は、健康な生活習慣を確立し、適切なアルコールの摂取量を守ることに重点を置いて行われます。以下に、アルコール依存症の予防に役立ついくつかの方法を紹介します:
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適切なアルコールの摂取量を守る:アルコールの摂取量を適切に管理することは重要です。厚生労働省のガイドラインによれば、1日に純アルコール量で20グラム(500mL缶一本のビール)を上限としたアルコール摂取が推奨されています。これを超える量のアルコールを摂取すると、依存症のリスクが高まる可能性があります。
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自己管理と目標設定:アルコールの摂取に対して自己管理を行い、目標を設定することが重要です。アルコールを適度に摂取するためには、自身の摂取量を把握し、週に何回、どれくらいの量を飲むかを計画することが役立ちます。定期的に自己評価を行い、目標を達成するためのステップを踏むことが重要です。
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ストレス管理と健康的なコーピング方法の学習:ストレスはアルコール依存症のリスク因子です。ストレスが高まると、アルコールを使用して緊張を和らげようとする傾向があります。ストレス管理のためには、健康的なコーピング方法を学ぶことが重要です。また、適度な運動や趣味に取り組むこともストレスの軽減に役立ちます。
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知識と意識の向上:アルコールに関する知識を深め、依存症のリスクや影響について理解することは重要です。アルコールの長期的な摂取が健康に及ぼす影響や、遺伝的要因や精神的な健康状態との関連性について学ぶことで、自身の意識を高めることができます。
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睡眠問題の解消 : 夜に睡眠が取れないためについつい飲酒をしてしまう、という方も多くおられます。しかし飲酒により睡眠をとろうとするとアルコールの影響によりかえって睡眠の質を悪化させてしまうこととなってしまいます。不眠についてお困りの場合にも当院にご相談ください。
アルコール依存症でお困りの場合、お酒を減らしたい止めたいという場合には大阪府茨木市のみつだクリニックまでお気軽にご相談ください。
2023.7.12.