ソーバーキュリアス
大阪府茨木市のみつだクリニック( JR京都線茨木駅下車すぐ )です。
お酒に対する新しい向き合い方として、欧米圏の若者を中心に「ソバーキュリアス」が注目されています。現在、日本でも徐々に広まりつつある飲酒の考え方です。
ソーバーキュリアスとは、「sober(しらふ)」と「curious(好奇心が強い)」を組み合わせた造語。お酒を飲むことはできるけど、健康に影響を与えるかもしれないお酒を自ら進んで飲まないライフスタイルを指します。
飲み会の場での最初のオーダーで、「ウーロン茶おねがいします」などと言うと、私が学生の頃であれば周りからずいぶん心配されたものですが、最近はノンアル飲料を飲む人も珍しくはなくなってきました。しかし、ノンアルで済ませることによるメリットとして、
1 意識がクリアなまま、会話や音楽を楽しむことができる。
2 失言、放言、暴言の類いが激減する。
3 相手とたとえ議論になっても感情的にならずに済む。
4 味覚が鈍らないので、食事を最後まで楽しむことができる。
5 飲み会の翌朝も、普段と同じように起床することができる。
6 二日酔いがまったくない。
7 前夜の失態や粗相を気に病むことはない。
8 前夜の記憶がないことに狼狽することもない。
9 財布の中が空っぽ……なんてこともない。
10 友人や知人に謝罪のメールを送る必要はない。
など、様々なメリットが考えられますが、なにより長い人生において、規則正しい生活・認知機能を保つことが最も大きいかと思います。今後は65才定年、70才まで働く社会をめざしていくことになりそうですので、40代50代の間に減酒し認知機能を良い状態に保ち60代を過ごすことはかなり重要なことではないかと考えます。
アルコール依存症でお困りの場合には大阪府茨木市のみつだクリニック( JR京都線茨木駅下車すぐ )までお気軽にご相談ください。
2023.7.13.