産業医について
大阪府茨木市のみつだクリニックです。
当院HPなどでもお知らせの通り、今週の4月21日(金)、22日(土)の午後に産業医講習会に参加のため休診とさせていただく予定です。そこで本日は産業医とはどんなものか、ということについてお話させていただきます。
産業医とは、労働者の健康管理や安全対策に関する専門家であり、企業内での健康管理や労働災害防止に取り組む医師のことを指します。
産業医の主な役割は、以下のようなものが挙げられます。
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従業員の健康管理 産業医は、健康診断や予防接種、健康相談などを通じて、従業員の健康管理に取り組みます。また、健康に関するアドバイスや生活習慣の改善などの支援も行います。
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労働災害の防止 産業医は、労働環境の健康への影響を評価し、従業員の安全を確保するための対策を講じます。また、労働災害が発生した場合には、治療や復職支援なども行います。
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組織内での健康づくりの推進 産業医は、企業内での健康づくりを促進するため、健康教育や健康プログラムの企画・実施なども行います。
また産業衛生の専門家として事業所・従業員・通院先の主治医との連携を図る立場といっても良いかと思います。
私自身は以前は企業での産業医の経験はあるのですが、現在は当院での診療に専念しており産業医活動はしていませんが、産業衛生について情報をアップデートしておくために講習会に参加し産業医資格を更新しております。
以前から企業内でもメンタルヘルスに関する相談が増えてきていましたので、産業医講習会でもメンタルヘルスに関する内容は多かったのですが、近年は特にハラスメント問題などについても弁護士の先生など法律の専門家を招いての講習会も増えてきており、こういった内容についても産業衛生に関わる場合には知っておく必要がある状況になりつつあると言えそうです。
職場でのメンタルヘルスにお困りの場合には大阪府茨木市のみつだクリニックまでお気軽にご相談ください。
2023.4.18.