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社会不安障害あるある診断テスト|よくある症状を知ろう!

社会不安障害は、英語でSocial Anxiety Disoder(略称SAD)と呼ばれる不安障害の一種です。他者との関わりに極度な不安を覚え、視線が気になって集中できないといった自覚症状は、現代社会ではさほど珍しい症状でもなくなっています。今回は、社会不安障害のあるある診断テストや社会不安障害の方が向いている仕事をご紹介します。

社会不安障害については、社会不安障害の症状とは?原因や治療方法について詳しく解説

社会不安障害とパニック障害の違い|こころの病気について詳しく知ろうの記事でも紹介していますので、本記事とあわせてご覧ください。

社会不安障害あるある診断テスト

もし、ご自身が社会不安障害かもしれないと感じているなら、以下の診断テストを行ってみましょう。セルフチェックを行うことで、専門家にアドバイスを求めた方が良いかを判断する指標になります。

1人前に出ると赤面してしまう
2面識のない人を避ける傾向にある
3人前に出ることや面識のない人と会うことに恐怖を感じる
4目上の人と会う時に緊張する
5人と話すのが苦痛で会話を避ける傾向にある
6人を批判するのが苦手
7人から自分の価値を判断されていると感じる
8人前にいる場合、動悸やパニック発作を起こしがち
9人に注目されるのが苦手
10人前にいる時、人との接触を避けがち
11知らない人と一緒にいることを不快に感じる

社会不安障害が仕事に与える影響

社会不安障害は、仕事にどのような影響を与えるものなのでしょうか。社会不安障害の方の仕事に与える影響は以下のようなものです。

  • 交通機関が利用できない
  • 人の視線が気になり集中できない
  • 取引先の人と初めて会うのが怖い
  • 人が多く集まる所には行けない
  • 人が多く集まる所に参加できない
  • 電話で上手く話せない

このように、さまざまな症状を抱えている方がいます。以下では仕事に与える影響を具体的に解説します。

交通機関が利用できない

社会不安障害を抱える方の中には電車やバス等、人が多い狭い空間にいることを苦痛に感じる広場恐怖症(パニック症)の症状に悩まされている方がいます。公共交通機関を利用したり、人ごみの中にる時にパニックに襲われ、次にするべき行動を取るのが難しい程の疲労を覚えたり、発作が起こったりします。ほぼ同じ状況下で繰り返し、症状が悪化する傾向が見られるのが特徴で、日常生活に支障をきたしている例も少なくありません。

人の視線が気になり集中できない

社会不安障害の症状の1つに、対人恐怖症(SAD)があります。周囲の視線が必要以上に気になる、自分の行動を観察されているかのようで落ち着かない等の症状を訴える方が多いです。特に女性は、人前での食事で必要以上に緊張してしまう会食恐怖症に陥っている方も少なくありません。

人前で発言するのが怖い

プレゼンや会議等で発言する機会が多い社会人の場合は、人前で発言するのが怖いという症状を訴えるケースが見られます。自分は責任感のある発言ができるのだろうか等の不安や自信のなさが恐怖心につながっていることも多いです。プレゼンデビューの社会人あるあるだと認識し、責任感を背負い過ぎることなく、大きく構えて臨む余裕を持つと不安が緩和されることもあります。

取引先の人と初めて会うのが怖い

普段の生活の中では、対人関係に不安や苦手意識がない方でも取引先の人と初めて会うのが怖いと感じるのは、社会不安障害あるあるです。特定の状況下において、苦手意識や恐怖心が強まり、人によっては会う予定のある前日に一睡もできないぐらい悩み抜く方もいる程です。取引先の人と初めて会う経験を何度か繰り返しているうちに状況に慣れて、克服する方もいますが、何度経験しても恐怖心が消えずに緊張する社会不安障害の方もいます。

人が多く集まる所に参加できない

社会不安障害の方は、人が多く集まる所に参加するのが苦手な傾向があります。会議や宴会等の全員参加が前提とされている集まりが近付くと、精神的な症状だけでなく、人によっては頭痛や吐き気・下痢等の身体症状が悪化するケースもあります。参加しなければいけない義務感から無理に参加しようとしても、結局体調不良で早退をしてしまうケースも少なくありません。心の病気をうやむやにせず、症状を少しでも緩和できる方法を専門医と話し合うと良いでしょう。

電話で上手く話せない

なかなか電話で上手く話せないのも、対人が苦手な社会不安障害の方あるあるです。電話で必要以上に緊張してしまい、次に発するべき言葉が見つからず、無言の状態になってしまって、相手との間に気まずい空気が流れることもあります。直接話すのは比較的平気でも電話だけは苦手な不安障害の方もいるため、周囲が手を差し伸べて苦手な部分をサポートしてあげるのが理想です。

社会不安障害の方に向いている仕事

日常生活のさまざまなシーンで動きづらさ・生きづらさを感じている社会不安障害の方は、どのような仕事に向いているのでしょうか。社会不安障害の方は、真面目で集中力があるといった仕事に生かせるプラスの面も沢山持っています。そのような特性を生かしてできる仕事に就いて、仕事を通して社会との接点を持てるようにしましょう。

以下では社会不安障害の方に向いている仕事を具体的に解説します。

マイペースにできる仕事

社会不安障害の方に向いている仕事として挙げられるのが、マイペースにできる仕事です。仕事をする上で他者との関わりが極端に少なく、自分に与えられた仕事をきちんとこなしていれば良いタイプの仕事が向いています。具体的には、清掃員・農業といった肉体労働系の仕事や芸術家・研究員等自身の能力を生かして働く芸術・学術系の仕事が挙げられます

在宅勤務ができる仕事

在宅勤務ができる仕事も社会不安障害の方に向いています。通勤電車の人ごみに揉まれる心配も無いですし、自宅の静かな環境で仕事に集中して取り組めるのが、在宅勤務の魅力です。職種としては、webデザイナー・webライター・動画編集等が挙げられます。近年は、一般企業でもテレワークの導入が進み、一般事務に関しても在宅勤務を選択できる企業も増えているので、自分に合ったスタイルで働くようにしましょう。

定型的な業務を行う仕事

神経質な部分がある社会不安障害の方は、定型的な業務を行う仕事にも向いています。工場勤務や事務職等は、コツコツ真面目に取り組む性格が評価され、安定した質の仕事を行いやすい傾向です。工場のライン作業の仕事は、退屈だと感じてしまう方もいますが、同じ作業を丁寧に繰り返すのが得意な社会不安障害の方は、職場を支える大切な一員として喜んで迎え入れてもらえるでしょう。

社会不安障害への対処法

社会不安障害への主な対処法は以下になります。

  • 食生活や生活習慣を改善する
  • 職場や周囲の人に自分の症状を打ち明ける
  • 労働環境を見直してみる
  • 高すぎる目標設定をやめ、楽に考える
  • 徐々に慣れる
  • リラクゼーション技法の活用
  • 視線を避けないように意識する
  • ポジティブな自己イメージの育成
  • 診療内科やメンタルクリニックに相談する

食生活や生活習慣・労働環境を見直す方法だけでなく、周囲の人に症状を打ち明けて理解を求めることにより、症状との向き合い方が変わります。自身で解決するのが難しい場合、心療内科やメンタルクリニックの受診も検討しましょう。以下で、対策方法を具体的に解説します。

食生活や生活習慣を改善する

人の心と身体は密接な結びつきを持っています。栄養バランスの取れた良質な食事を3食きちんと取って、睡眠と食事のリズムがほぼ毎日一定の規則正しい生活習慣を心掛けると、ちょっとした不調が緩和する場合もあります。心の問題と身体の問題を切り離してしまうのではなく、まずは目に見える身体の状態をケアする所から始めてみてはいかがでしょうか。

職場や周囲の人に自分の症状を打ち明ける

社会不安障害を抱えながら仕事を続けている場合、本人が思っている以上に負担になっているケースもあります。職場や周囲の心を許せる人に、自分の症状を打ち明けてみると良いでしょう。他者に症状をきちんと理解してもらうのは難しくても、病気を抱えながら頑張っている方をサポートしようと思ってくれる人は多いです。人は1人で生きていけるものではありません。周囲の人たちの力も借りて、症状に対処するようにしてください。

労働環境を見直してみる

過酷な労働環境がストレスになっている場合は、労働環境を見直しましょう。業務量や職場環境・通勤ストレス等、ストレスや不安障害の原因となるものは沢山あります。軽減したり改善したりできるものがある場合は修正を加え、少しでもストレスが掛からない環境を目指してください。例えば、通勤ストレスが不安障害の症状に影響を与えている場合、在宅勤務の頻度を増やす対策により、症状が緩和する可能性があります。

高すぎる目標設定をやめ、楽に考える

特別面白いことを話す必要はありません。例えば、定型的な天気などを話題にして話すことに慣れていきましょう。

徐々に慣れる

自分にとって不快な状況に徐々に慣れることが重要です。例えば、まずは友人や家族と一緒に公共の場に出かけ、次第に他人の視線に慣れるようにします。

リラクゼーション技法の活用

深呼吸などのリラクゼーション技法を練習し、不安や緊張を和らげることができます。

視線を避けないように意識する

自然な姿勢で他人と目を合わせることを心がけましょう。視線を逃れようとすることが恐怖を強める場合がありますので、積極的に視線を避けないようにしましょう。

ポジティブな自己イメージの育成

自己肯定感を高め、自分自身を受け入れることが重要です。自分に自信を持つことで、他人の視線に対する不安を軽減することができます。

診療内科やメンタルクリニックに相談する

日常生活や労働環境を改善しても症状が緩和せずに辛い場合は、心療内科やメンタルクリニックに相談してみてください。初めて受診する時は、敷居が高

0そうなイメージを抱く人もいるかもしれません。実際には、フレンドリーで話しやすい医師も多いため、リラックスして悩みを聞いてもらい、前向きな治療法を提案してもらえるのが、心療内科やメンタルクリニックの特徴です。秘密を遵守した上で診療を行ってもらえるので、話しにくい相談も行えます。

社会不安障害にお悩みの方はみつだクリニックにご相談ください

社会不安障害にお悩みの方は、大阪府茨木市のみつだクリニックにご相談ください。みつだクリニックは社会不安障害をはじめ、パニック障害・うつ病・不眠症・HSP・発達障害等まで幅広く治療を行っている精神科・心療内科です。生きづらさを抱えながら無理をして暮らし続けるのではなく、専門的なアドバイスを取り入れて、社会不安障害の症状の改善を目指しましょう。社会不安障害は、薬物療法と精神療法を適切に組み合わせることによって治療の効果を上げ、最終的には治すこともできる病気です。まずは、早めに相談して辛い症状をドクターに話してみませんか。クリニックはJR茨木駅の目の前で、土日も診療可能です。電話やホームページからすぐに予約ができます。診察は予約制になりますので、初診・再診ともにご予約してからの来院をお願いいたします。

みつだクリニック「予約フォーム」

まとめ

社会不安障害のあるある診断テストや社会不安障害の方が向いている仕事をご紹介しました。社会不安障害の症状を把握するには、あるある診断の項目にチェックを入れて、自身の症状が当てはまるか否かを判断できます。交通機関を利用できない・人前で発言するのが怖い・電話で話せない等といった症状を抱えている場合は、オフィスに通勤して仕事をこなすのが大きなストレスになっていることもあります。不安神経障害の方の場合は、在宅の仕事や定型的な業務を行う仕事等、自身の適性を生かせる仕事に就くことを検討するようにしましょう。みつだクリニックでは社会不安障害だけでなく、うつ病や更年期障害等まで広く対応しています。話を聞いてもらうだけでも心の悩みは楽になるため、まずはご相談ください。

診療時間・担当医

診療時間
9:30〜13:30
16:00〜19:00

:午前9:00~13:00 午後14:00~17:00

■:午後16:00~20:00

★:第2・4月曜日は午後無し

診療時間
9:30〜13:30 光田 光田 光田 光田 非常勤 光田 ※2 光田
16:00〜19:00 光田 非常勤※1 光田 光田 非常勤 光田 ※2 光田

非常勤:宮本・髙屋
※1:火曜日:光田・非常勤の2診体制
※2:土曜日:第1・3・5光田/第2・4非常勤

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16:00〜19:00 光田 非常勤※1 光田 光田 非常勤 光田 ※2 光田

非常勤:宮本・髙屋
※1:火曜日:光田・非常勤の2診体制
※2:土曜日:第1・3・5光田/第2・4非常勤