睡眠時無呼吸症候群について
大阪府茨木市のみつだクリニックです。
最近は暖かい日も増えてきましたね。それと同時に寒暖差により睡眠に影響が出てしまう場合もあるかと思います。
ところで夜間の不眠・昼間の傾眠が出てしまう疾患のひとつに睡眠時無呼吸症候群(SAS)というものがあります。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に呼吸が停止してしまい不眠となる疾患で、その原因はさまざまですが、以下に示すような要因が悪化の要因となります。
- 体重の増加:体重が増加すると、脂肪がのどや舌の周りに蓄積され、空気の通り道を狭くすることがあります。これは、SAS の症状を悪化させる可能性があります。
- アルコールや薬物の摂取:アルコールや薬物の摂取は、呼吸を抑制することがあり、SASの症状を悪化させる可能性があります。
- 喉の狭窄:喉の狭窄は、SASの症状を悪化させる可能性があります。喉の狭窄は、喉の筋肉の弱さや、腫れ、炎症などが原因となることがあります。
- 鼻づまり:鼻づまりは、空気の通り道を狭くするため、SASの症状を悪化させる可能性があります。
- 睡眠の姿勢:仰向けで寝ると、重力によってのどの周りの組織が喉を塞ぐことがあります。これは、SASの症状を悪化させる可能性があります。
これらの要因によって、SASの症状が悪化することがあります。SASを治療するためには、これらの要因を避けるか、治療することが必要です。治療法としては、CPAP(Continuous Positive Airway Pressure)装置などがありますまた不眠に対して薬物療法が必要になった場合には呼吸状態に影響の少ない非ベンゾジアゼピン系の睡眠導入剤(デエビゴやベルソムラなど)が有効です。
SASではないか?と不安になった場合には当院にて睡眠検査が可能です。お困りの場合には大阪府茨木市のみつだクリニックまでお気軽にご相談ください。