不注意症状について
大阪府茨木市のみつだクリニックです。
割と多い相談ですのでお話させていただきます。
不注意症状を引き起こす精神疾患には以下のようなものがあります。
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注意欠陥・多動性障害(ADHD):ADHDは、不注意症状や過剰活動、衝動性を特徴とする神経発達障害の一つです。不注意症状として、注意散漫、手元の物をなくしやすい、簡単なミスを犯しやすいなどが挙げられます。ただし、短時間の集中力は問題ない〜むしろ優れている印象で長時間の集中が苦手な人が多いという印象があります。いわば局所に対する過集中により他のことに対して不注意になってしまう感じでしょうか。 基本的には生来のものですので、子供時代から同じような傾向がありますが、その後の生活環境ストレスによっても症状の変動がありえます。
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うつ病:うつ病は、気分障害の一つで、憂うつや無気力感、興味の欠如などを特徴とします。これにより、注意力が低下し、集中力や記憶力が低下することがあります。
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統合失調症:統合失調症は、幻覚や妄想などの症状がある精神疾患です。これらの症状により、注意力が低下し、集中力や記憶力が低下することがあります。
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アルツハイマー型認知症:アルツハイマー型認知症は、脳細胞の死滅による神経細胞の損失や脳萎縮によって、認知機能が徐々に低下する病気です。注意力や記憶力が低下することがあります。
- そのほか:電解質異常などのせん妄状態をきたす身体疾患によるもの等、さまざまな疾患がありえます。
これらの疾患は、それぞれ異なる原因や治療方法があります。適切な診断と治療を受けることで、症状の改善や緩和が可能となります。
不注意症状でお困りの場合には大阪府茨木市のみつだクリニックまでお気軽にご相談ください。
2023.4.6.