低気圧による不調について
大阪府茨木市のみつだクリニックです。
今日から6月に入りました。例年よりもずいぶん早い印象ですが、今年は早くも梅雨入りしました。また台風2号も接近してきているようです。
このような梅雨や台風の季節には天候の急変や気圧の変化などが起こり、それによって体調に影響を及ぼすことがあります。以下に、台風の季節の体調管理に気をつけるポイントをいくつかご紹介します。
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十分な休息と睡眠を確保する: 台風接近時や通過時には気圧の変化や風の強さにより、体への負担がかかります。しっかりと休息をとり、睡眠時間を確保することで、体力の回復と免疫力の向上につながります。
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適切な栄養摂取: バランスの良い食事を心掛け、ビタミンやミネラルなどの栄養素を十分に摂取することが重要です。免疫力を高めるために、新鮮な果物や野菜、栄養価の高い食品を積極的に取り入れましょう。
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適度な運動: 適度な運動は免疫力を高め、体調管理に役立ちます。ただし、台風の接近や通過時には激しい運動は避け、体への負荷を軽減するようにしましょう。室内でのストレッチや軽い運動など、自宅で行える運動がおすすめです。
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十分な水分摂取: 台風の季節は湿度が高くなる傾向があります。体内の水分を適切に補給するために、こまめに水やお茶を飲むようにしましょう。水分補給により、脱水症状や体力低下を防ぐことができます。
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必要な防災用品の備え: 台風に備えて、非常用の飲食水や保存食、衛生用品、防災グッズなどを用意しておくことも大切です。災害時に備えることで、体調管理に支障が生じないようにすることができます。
梅雨や台風などの低気圧からくる不調は、体内の水分バランスの乱れが原因と考えられます。気圧が低下すると全身の血管が拡張します。その結果、細胞間の浮腫(むくみ)ができて痛み物質(ヒスタミンやブラジキニン)が生じたり、浮腫が神経を圧迫したりするため、頭が痛くなり、自律神経も乱れるので、だるさやめまいなどの不調も起こります
こういった低気圧による不調に有効な薬として、五苓散という漢方薬があります。五苓散には、体内の水分バランスを整える作用があります。 水分バランスが調整されることで血管拡張や自律神経の乱れも改善されるため、頭痛だけではなく、めまいやだるさなどの様々な症状も改善されます。
このような低気圧に伴う不調にお困りの場合には大阪府茨木市のみつだクリニックにお気軽にご相談ください。
2023.6.1.