大阪府茨木市のみつだクリニックです。
暑い夏が終わり、秋を感じさせる季節になりましたね。
皆様は秋冬にかけて、
少し気分が落ち込みやすくなったり、たくさん寝ても日中眠い…など
感じたことはございませんでしょうか?
このような症状がある場合、もしかしたら「秋うつ(冬季うつ)」かもしれません。
秋うつとは季節の変化をきっかけに現れる季節性うつ病のことを言い、
「季節性感情障害(SAD)」とも呼ばれます。
主な症状は
・疲れやすくなる
・気分が落ち込む
・過食
・意欲や集中力の低下
・過眠
などが見られ、秋冬になり短くなる日照時間が原因としてあげられます。
人は日光を浴びることで脳内のセロトニンが分泌されますが、
秋冬になり太陽光を浴びる時間が減ることによってセロトニン不足を引き起こし、
抑うつ状態になりやすくなってしまいます。
対策方法としては…
・起床時に10~15分程日光を浴びる(光療法)
・セロトニンを生み出すトリプトファンを含む食品を摂取する
(乳製品・肉類・大豆製品・バナナなど)
・ウォーキングやランニングなど、適度な有酸素運動を行う
これらは秋うつだけでなく、うつ病の症状改善に効果があると言われています。
症状の度合いによりますが、秋うつは生活習慣によって症状の改善・軽減を図ることができます。
しかし生活習慣を変えるのが一人では難しいと感じる方もいらっしゃいますよね。
一人では対処できない、または誰かに話を聞いてほしい…などございましたら、
お気軽にみつだクリニックまでご相談ください。
2023.9.8